しぽログ

働き方を模索する緩和ケア認定看護師の物語

流産したときにも保険はおりるのね。


今日実は、保険会社から連絡があったんですよね。それで思い出したので慌てて記事を書くことにしました。


私は早死にするだろうと思って働いてきて、実際に夜勤をする看護師はそうでない人と比べると10年寿命が短いって言われているんですよね。
10年という命を削って従事しても、夜勤手当なんて1回で8,000円だったはず。私たち看護師の命って安すぎる。お金より健康な身体と充実した人生がほしいんですよ、私はね。


で、本題なんですが、自分はがんになるだろうと思って医療保険に入っているのですが、その保険料が毎月6,000円超えるんです。ありがたいことに保険のお世話にならず健康だったので、勿体ないなとさえ感じていました。


ですが、流産の手術をしたときに、なんと保険が下りることになりました。
流産したときは、冷静にいられなかったので、子宮内容除去術という日帰り手術のあと、私は領収書も見たくなくて帰宅すると共に棄ててしまいました¢( ・・)ノ゚ポイ

だって、つらかったんですもん。保険のことなんて頭の片隅にもありませんでした。手術自体はおそらく2万円強だったと記憶しています(←犬の去勢手術と同じくらいの費用やな)

それなりに傷ついたし、落ち込んでいたし、保険のことを思い出すこともなく過ごしていたのですが、流産手術のあと2ヶ月ほどして夫婦揃ってコロナにかかってしまいました。そのときにコロナ経験者に「コロナって保険おりるんですよ!」と教えてもらいました。だから気づいたんですけど、私の保険は流産もお金がもらえると知りました(´・ω・`)コロナにかかっていなかったら、絶対保険のこととか思い出しもしなかったはずです。



いざ、保険会社に問い合わせてみるとやっぱり適応でした!!!
ということで申請しようと思ったら、手術の領収書を捨てていたことに気づき・・・もう二度とか関わりたくないとさえ思っていた流産手術をお願いした産婦人科に連絡をすることに。再発行をしていただけたので、いそいそと領収書をもらって手続きを進めました。
2万弱だった手術ですが、5万円ももらえましたね(・・)食洗機買いました笑


ということで、流産すると父親もつらいとは思いますが、母親は正常な判断ができなくなることがあると思います。旦那さん側も一緒に悲しみながらも、どこか冷静にサポートしてくれるととっても助かりますね。おまえがしっかりしてればいいだろ!とかの暴言は受け付けません(←唯一、流産を経験した女性からなら言われてもいいけど)


今はとても元気な私ですが、流産のあの悲しみや苦しみは、やっぱり一生忘れられないであろう深い傷になっています。
つらいですが、もらえるものはもらっておきたいですよね。私はたまたま知れたのでラッキーでした(´・ω・`)
それはそうと、いい加減また保険の見直しをしなくては(^◇^;)