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働き方を模索する緩和ケア認定看護師の物語

【大晦日】2022年を振り返る


2022年も残すところあと1日になりました。
1年前はまさか自分が退職するとは思っていませんでした。

看護から離れてみると、意外と何も考えずほとんど何も生み出さない生活なのにびっくりしています。
その分、心はとても穏やかです。

誰かに気分を害されることもないし、時間に追われて走り回って1日が終わるということもなくなりました。
私ってこんなにゆっくりと生活できるんだな~と密かに思っています。
というのも、同僚の医師に「あなたは急性期病棟でばたばたしてるのが向いてる」とか「専業主婦とか暇すぎて絶対できない」と断言されてきたからです。


だから自分でも忙しい場所で働くことが自分にとっての理想のようにも思ってきましたが、実際はそうでもなかったかもしれませんね。
人の評価によって自分の姿が作られていたような不思議な感覚です。


この1年では妊娠、流産、休職、退職という今までにない経験をした濃い年になりました。
ブログやSNSを始めたことで、愛犬の遺伝子検査のモニターや妊活のイベントにも招待してもらったり、葉酸のモニターのお話しもすでにいただいています。
今まで看護師という職業の中の限られたコミュニティにしか存在していなかった自分が、まさか今こうして犬のことや妊活のことを発信することになろうとは思いもしませんでした。

そして、認定看護師としてSNSを始めたことで取材を受けたり、看護師ブロガーとして紹介していただけたり・・・
年始にはとある企業の看護師の交流会にもご招待いただきました。
嬉しいことに認定看護師を目指す方からDMで相談をいただいたりもしています。

今までのように働いていたら絶対に交わることのなかった方々との出会いがあり、本当に一期一会だなとつくづく感じました。

今までよりも自分の存在に価値を感じるし、誰かに必要とされるという嬉しい気持ちも味わえました。
今は本の出版に向けて頑張っている最中で、慣れないことをしているのですが、わくわくする気持ちが抑えられません!


今まではチャンスが目の前にあっても、絶対につかまないタイプでした。
変化を嫌う生き物だったので。

でも流産を経験して人生観は変わりました。
つかめるチャンスがあるなら、絶対に手は伸ばしてみようと思えるようになったんですよね。


来年はひたすら貪欲にいきたいです。
できることなら本は5冊以上出版したいし、講演会にも呼ばれる認定看護師になりたい。
なんだかんだいつか起業したいし、持ち家にも憧れる。
車も本当は買い換えたいし、子どももほしい。
宝くじだって当てたい(←年末ジャンボも諦めてない笑)


今まで仕事が忙しいことを理由に諦めていたことも全部叶えられるなら叶えたい。
かなりわがままになった気がします。


今年はそれくらい私には変化の年だったように思います。
今までが何もかもはじめから諦めすぎていただけだったんでしょうけれど。


とにかくこれから起こることが楽しみで仕方ありません。
2022年は私にとって転機の年だったんでしょうね。


来年もいい一年になりますように。
皆さんもよい年をお迎えください。