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働き方を模索する緩和ケア認定看護師の物語

ペットの亡骸をゴミと火葬・・・だと⁉


ちょっとー!!
だいぶショッキングなニュースですね。

www.msn.com

許せんやつ。
ちなみに私、犬2匹と猫2匹飼っていて、ペットも家族だと思っています。
犬ブログはこちらです。是非!
inudogblog.com

「日常的にやっていて、そういうものだと思っていた」というから衝撃ですよね。
看護の場面でもそうですが、疑問に思うことがないというのは、感性の問題なので、トレーニングで改善できるとも思えないし、私は同じ職場にこんな人がいたらもう期待しませんね。
疑問に思えないことって、結構罪深いこともあります。

今回の記事は、やっぱり悲しいし、失礼だし、人間性を疑うものなんですよね。
ペットを家族だと思っている人が増えて、いい時代が来たと喜んでいた矢先、ゴミと同等に扱う人がいるというのも、これまた現実ですね。

私の祖母は膵臓がんで他界したのですが、そのときの葬儀屋さんのお仕事といったら、親族から本当に入念な聴き取りをされていて、お別れの場が寂しいとか悲しいだけではなくて、心温まるときに変えてもらえたと思っています。
忌み嫌うものではなくしてくれたんですよね。人の死というものを。
というのも、祖母が大好きだった釜飯屋さんがあったのですが、葬儀屋さんがそのエピソードを聞きつけ、釜飯屋さんに無理言って釜飯を用意してもらい、棺の中に入れてくださったんですよ。
その当時、私はまだ緩和ケア認定看護師ではありませんでしたが、その体験って今も活きているんですよね。
遺族側が「故人を大切にしてくれた」と感じられる体験というのは、遺された私たち遺族が、その後も生きていく上で支えになったんです。
大切にしていた祖母を、同じように大切に送り出してもらえたという気持ちって、ありがたい体験なんですよ。

そんな中、愛するペットの亡骸に、業者が食べたあとの弁当のゴミを一緒に入れて燃やすとは何事でしょうね。
怒ってます、私。

こういうことって、誰かに教えてもらうことじゃなくて、小さい子どもの頃から道徳を学んできた、分別ある大人なら理解出来ると思うんですが、そういうものじゃないんですね。
悲しいな。
自分の親や子どもが棺にゴミを入れられる経験なんてないでしょう。
やっぱりそこには、人間と動物では人間が上だと思っている部分や、命の尊さを知らない未熟さがあるんでしょうね。

お金を払って、丁寧に大切に見送ってあげたいという人の心を汲み取れないというのは、なんだか悲しいし、怖い世の中だなと思いました。
自分の愛犬がこんな扱いを受けないようにしたいものです。
今回、このような対応をされてしまった方々のことを考えると胸が苦しくなります。
ちょっと衝撃的すぎて書かずにはいられませんでした。

ちょっと看護師とは逸れたけど、どうしてもぼやきたくて。
失礼しました(..;)

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