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働き方を模索する緩和ケア認定看護師の物語

先輩看護師の名言集~優しいver~


看護業界って、世間の皆さんにはどんな印象なんでしょう?
看護師は「怖い」とか「性格きつい」とか「女社会でいじめがありそう」とか「お局がやばい」とか。人間関係で悩むんじゃないかという心配ってありますよね。私自身も就職先を検討するとき、「あの病院は人間関係が悪いらしいよ」という噂を鵜呑みにしていました。実際に働いている人からの情報だと信憑性もありますよね。
どうしても女性社会なので、看護師は人間関係が問題視されるケースは多く、怖い先輩が多いというイメージが先行してしまいそうです。正直なところ、怖い先輩はもちろんいました。理不尽なことを言われたり、聞く耳も持たずに責め立てられた経験もあります。
ですが、そんなのごく一部の人ですし、看護業界だけでなくても、そういう人ってどこにでもいるでしょうし、その点はある程度諦めるというか、うまく付き合っていかないといけません。

今日は、つらい経験をしても乗り越えられた先輩看護師の優しい名言をご紹介したいと思います。

完璧じゃないところがいいよね

どうでしょう。もうこれすごすぎると思うんですよね。私が新人看護師の頃、できていないことばかり指摘される日々に落ち込んでいました。さすがに毎日叱られて、だめなところだけ聞かされるとつらくなりますよね。心身共に疲弊していました。
ある日、仕事を終えて先輩と退勤しようとしていると、仕事のやり残しに気がついたんです。先輩に報告すると「なんで忘れてたの?」とか「忘れない努力しないと!」と言われるだろうなと思っていました。そんなとき、先輩から返ってきた言葉が、「完璧じゃないところがいいよね~」という言葉でした。今まで完璧を求められていると思っていたし、勝手に荷が重いと思っていた私。先輩たちは、新人看護師に完璧を求めているのではなく、自分で責任を持って仕事をやり遂げる力を付けるために指導してくれていたんだと気づかされました。今でも後輩看護師には、真似して「完璧じゃないところがいいよね」と伝えるようにしています。心がホッとする言葉です。

つらかったね、ぎゅっとしてあげたい

これは、私がつらい経験をしたときの先輩の言葉なんですが、このとき実は直接言われたわけじゃなくて、LINEでもらったメッセージでした。離れた場所にいても伝わってくる先輩の優しい人柄が溢れています。つらい経験というのが、実は流産なのですが、妊娠がわかったときから一緒に喜んでくれて、つわりできついときも支えてくれていました。忙しい職場で、不安な妊娠期間でしたが、一緒に喜んでくれて、一緒に泣いて悲しんでくれた先輩の温かさは忘れられません。

頑張ってるのわかってるよ

看護師になって1~2年目の頃って、頑張っているつもりでも評価はされにくいものですよね。自分としては目一杯頑張っているけれど、頑張りが足りないと言われがち。そんなときに先輩に書けて貰ったのが「頑張ってるんやろ?わかってるよ」という言葉でした。誰も味方がいないと思っていたとき、自分の努力をわかってくれる人の存在は、とっても安心するものです。頑張ろうって気持ちを立て直すきっかけになった言葉でした。

いいんじゃない?

これすごいんですよ。先輩看護師というか、これは当時の師長の言葉なんですけど。適当そうに聞こえますよね。私が認定看護師を目指したいと突然言い始めたとき、反対されると思っていました。スタッフが研修で半年間も病棟を離れるとなると、人員確保が大変だっただろうし、にわかに立てた目標だったので。師長に報告するのは、一大決心だったのですが、「いいんじゃない?」と言ってすぐに看護部長に話を通してくれました。そして、看護部長は「頑張る看護師は応援するし、頑張る看護師にはお金を惜しまない」とまで言ってくれて、学費も全額負担してくれました。上司ってとっても大切ですね。

私が出逢った先輩・上司に言われて嬉しかった言葉でした。
看護師って怖いイメージがあるかもしれませんが、優しい先輩の方が多いですよ(^^)


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