しぽログ

働き方を模索する緩和ケア認定看護師の物語

私のコロナ疲れ~第8波ですってよ~


また増えてきましたね。コロナ。
第8波があっという間にやってきましたね。

コロナの流行で大変だったことをちょこっとぼやきます。
たしか2月頃だったかな、1番きつかったのは。

がんの患者さんも多く、化学療法を受けている方が多い病棟に勤めていると、コロナの流行は本当に心苦しいものでした。がんの治療をしたいのに、入退院を制限しなければならなくなったし、クラスターが発生したらがん治療に不慣れな病棟でがん患者の対応をしなければならない問題も出てきます。抗がん剤を取り扱ったことがない看護師が、ある日突然抗がん剤の管理を任されるわけですから、看護師も患者さんも不安でしょう。

コロナの影響は本当に大きくて、コロナ禍で看護実習を経験していない世代が入職したこともあり、病棟に配属された新人の5人中4人が精神的な不調を訴えて病休に入る事態となりました。新人看護師は、シンプルにコミュニケーションがとれなかったんですよね。
実習を経験していないと、臨床のイメージはつかないし、自分がバリバリ働くことをイメージしていた新人さんは、リアリティショックを受けてしまいます。臨床でも感染面の問題で集合教育は極端に減らしたので、他部署の同期との語らいの場もなかったので、つらかったと思います。

そこで、3年目以上の看護師ばかりがオーバーワークを強いられるんですよね。
転倒リスクの高い患者さんの離礁センサーが反応したとしても、フルPPE装着で入室するまでに時間を要します。感染を拡大させないためには、転倒もある程度発生しても仕方ないんじゃないかとさえ思ってしまう現場でした。実際、PPEを着用している間に病室から物音がするケースもあります。

そして、担当患者を固定した方がいいだろうという判断で、毎日人工呼吸器管理中の重症患者を担当することになった私。気力も体力も、腰も限界でした。導線を短くするよう指導が入り、重傷患者をメインで担当していた私は、一時期呼吸器3台を担当しながら、観察室入室中の認知症の患者さんも担当していたため、仕事が本当にいやでした。そんな中、メンタル病んで復帰したてのメンバーはのんびりと楽しそうにナースステーションにいるという・・・そして元気に「お先に失礼します!」と置いて帰られる日々。きみたちは17時に帰れるけど、私は毎日21時過ぎまで働いてるんだぞ!
私のメンタルが崩壊しそうだわ(`´)

こんな状況で、新人~2年目看護師が育たず、抗がん剤を扱える看護師と入院受けができる看護師が限られていました。
ということは、先輩看護師だけがただただ忙しい
1~2年目の看護師は定時に帰る。そしてその2年目看護師が遊びまくっているという話を聞くと・・・

いや~心底疲れましたね

もうコロナ禍の労働きつすぎて、いつ終わりが来るんだって感じです。まじで飲み歩いて感染拡大とかだけはしないでほしい。節度ある行動をお願いしたいものです。私も旅行したいし電車乗りたい。飲み会だって行きたいです。

・・現場からは以上です。

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